【用語解説】チャージ(charge)

【用語解説】チャージ(charge)

チャージ【charge】[名詞]

ジャムセッション等に行った際に客が支払う料金のこと。
「このセッションの―は1,000円だ」「ミュージック・―とは別にテーブル・―がかかります」

解説

店等で開催されているジャムセッションの多くは有料であり、演奏に参加したり、あるいは演奏を聴いたりするためにはその店に料金を支払う必要がある。この料金をチャージと呼ぶ。セッションではなくライブの観覧料についてもチャージと言うこともある。

ジャムセッションの案内告知にチャージという文言が使われる場合、単にチャージが幾らであると記載されていることもあれば、ミュージック・チャージが幾らでテーブル・チャージが幾らと書かれていることもある。ミュージック・チャージとは音楽に対して支払う料金である。一方、テーブル・チャージとは席に着くことに対して支払う料金であり、飲食店でよくあるそれと同じものである。単にチャージが幾らであるとだけ書かれている場合はミュージック・チャージとテーブル・チャージが合算されたものであることが多い。ただし、チャージとだけ書かれた金額がミュージック・チャージのことであって、実はテーブル・チャージが別にかかるという店も無いわけではない。

セッションに関するミュージック・チャージは、客が演奏に参加するのか、あるいは演奏への参加はせずに聴くだけなのかによって、異なる料金を設定する店やセッションもある。そのような場合、演奏に参加しない方がチャージが安いことがほとんどである。演奏に参加しない場合の料金を別に設定している場合、案内告知等には「聴くだけ:◯◯◯◯円」のように記載されていたりもする。

チャージに関して、「投げ銭制」もしくは「チップ制」と表示されている場合もある。これは、ミュージック・チャージとして客が任意の額を差し出すということである。ただし、投げ銭制はセッションよりもむしろライブの場合に見られることが多い。

なお、言うまでもないかもしれないがミュージック・チャージの一部もしくは全部は、セッション場合はセッション・ホスト、ライブの場合は出演ミュージシャンの収入に充てられる。

「チャージ」の画像